孤独のカントリーライフ

仕事を辞め、田舎暮らしを始めました。

ブレグジッドから世界は変わった。その2

グローバリズム経済を最初にやり始めたのもイギリスだ。
それに当時のアメリカレーガン政権が乗っかり、ソビエト連邦の崩壊。
中国の市場経済化などが始まった。
人、モノ、カネの国境がなくなり企業は一番人件費の安い所に工場を作り
一番金利の良い所にカネを預け、一番売れる市場にモノを売る。
これが世界規模で行われるようになった。
しかし、物事が一方的に進むと必ず、進みすぎによる弊害が起きてくる。
先進国の製造業の衰退。中国をはじめとする新興国の対等。
先進国への移民難民の流入。リスク資産への過剰投資によるバブル崩壊。
等々、特に移民難民や労働賃金の低下などにイギリスやアメリカの労働階級
が騒ぎ始めた。そうして起きたのがブレグジッド。
イギリスは国の規模が小さいので世界に与えるインパクトも多くないが
アメリカが動けば世界は変わる。トランプ大統領の登場で、いよいよ世界が
変わりだした。
約40年前にイギリスのサッチャリズムから始まったグローバル経済が後退
し始めた。この40年間の流れの中で一番得をしたのは誰で、一番損をしたのは
誰なのか?
経済に関して言うならば一番得をしたのはグローバル企業とそれらに投資した投資家たち
それに新興国の労働階級の人達。損をしたのは先進国の労働者や学生などの若者たち。
国で言うならば、得をしたのは中国で損をしたのはヨーロッパの中のスペインや
ギリシャ、イタリア、そしてアジアの中では日本だろう。
今後、流れが逆になるとすれば、逆な動き。
今まで灯のあたらなかった所に富みが巡ってくる
時代がやってくるのではないだろうか?
私の希望も入っているのだが…そういう考えで投資もしている。

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